展示会出展を終えて （上）

　今年はセンサエキスポジャパン２０１２（１０月１０日～１２日：３日間）と江戸・TOKYO技とテクノの融合展（１０月１７日：１日間）の２つの展示会に出展しました。
出展の目的は研究開発品の「CMN200：米粒より小さい振動センサー」のご紹介と当社のコア技術を応用した「モジュール開発」のご提案でした。

　「米粒より小さい振動センサー」はサイズを2.2ｘ2.2ｘ1.4mmとアナログデバイスとしては究極の小ささが魅力です。機能は無指向性振動（あらゆる方向からの振動）を検出し、主にRFID（Radio-frequency identificationの略）の電池の節電とデバイス搭載製品の電源のオン・オフ自動化により省エネ・省資源化・省力化を提供する機能性をPRしました。

展示会では大手企業の設計・開発ご担当者が多くお立ち寄り頂き、閉塞感の強い経済状況の中何か目新しい材料がないか探し求めておられることが実感として伝わってきました。なかでも、注目は車載用途への関心が高く、当社製品がコンタクト材料がボール接点方式であることから少し不安視されていましたが、当社製品が車載機に多く実績がありセキュリティからアクセサリーまで幅広くジャンルを問わずご採用して頂いている点をお伝えし、ご理解を頂きました。

次回は、当社のコア技術を応用した「モジュール開発品」についてのご報告をする予定です。

記者発表

こんにちは、嶋瀬です。
展示会出展を前に、日刊工業新聞社様に今回の展示会出展目玉を記者発表しました。（10/2新聞掲載）

概要は以下の通りです。

当社ジーデバイスは通電時に１マイクロアンペアと消費電力の少ないアナログ微小振動センサを開発。2.2ｘ2.2ｘ1.4mmと当社従来品と比較して体積比１７分の１に小型化した。携帯端末や小型電子機器の起動スイッチに提案して行く。価格は未定で２０１３年５月にサンプル出荷を始め、同１０月に量産を始める予定。

特徴は導電体ボールを接点材料とし、センサ内部の２つの電極と接触した際通電する。スイッチのオン・オフのみの機能に絞り、加速度やジャイロなどの半導体センサに比べ待機電力が低い。

全地球測位システム（ＧＰＳ）やアクティブタグと組み合わせて、物流管理用のタグなどの用途を想定。振動を検知して起動する盗難防止タグなど、製品が動いている間だけ電源が入り、平時は電池を消費しないシステムを提案して行く。

東京都の平成２２年度「基盤技術産業グループ支援助成事業」に採択され、総事業費７０００万円で開発を進めてきた。セキコーポレーション（東京都八王子市）とナウ精工（同）が超精密微細プレスやインサート成型技術で開発中。

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キーレスエントリーシステム

※イラストは旧タイプの仕様です。

アナログセンサによる、キーレスエントリーシステムの
概念図です。

あらゆる方向からの僅かな振動を素早く検出し、
振動をトリガーとした携帯端末のON/OFF電源の自動化に最適です。

リフローはんだ対応した 超小型振動センサです。

・センサにはほとんど電源不要。
・携帯機器やアクティブタグなどの不使用時の電池節電に最適。
・サイズ：2.2 x 2.2 x 1.4㎜と超小型
・RoHS対応品

▼詳しくは公式ホームページをご覧ください。
http://www.catch-sensor.co.jp/

展示会終了の御礼

江戸・TOKYO技とテクノの融合展に弊社のブースに来場いただき、誠に有難うございました。
お陰様をもちまして、無事終了することが出来ました。

本展示会では当社が提供する「電源のON/OFF自動化をジーデバイスお任せ下さい」をテーマとしてご案内しました。
「安全・安心」「省エネ」をキーワードとした当社の傾斜センサーや振動センサーは機器から発生する振動は老朽化に伴い悲鳴となって現れてきます。しかし、人は常に機器の前に立って監視している訳にはいきません。
そこで、当社の傾斜センサーや振動センサーが監視の役割をしてくれるのです。振動センサーは振動だけを検出するのですが、傾斜センサーは事前にセットした傾斜や振動の範囲（閾値）以上に現れると信号を出してくれますので、壊れる前に教えてくれるスマートなセンサーです。

これからも色々な場面でご利用頂けます様努めて参りますので、今後とも宜しくお願い申し上げます。

センサエキスポジャパン２０１２展示会出展無事終了

センサエキスポジャパン２０１２は好天にも恵まれ、来場者数は昨年比12.7％多い13,084人でした。併設展示会も13.0％多い50,652人の来場者となりました。（主催者発表）
当社は“米粒より小さい振動センサ”を主として御紹介し、好評のうちに終了することが出来ました。今回紹介した“米粒より小さい振動センサ”は研究開発品としての出品でありましたが、多くの企業様から量産時期や使用用途に対するご質問を寄せられました。また、本製品への問合せで一番多かったことは「車載」への検討が可能かお聞きになる方が多かったことも特徴です。
「車載」には当社製品はボンネットの裏に取り付けられた製品があり、設置環境としては当社製品では最悪の環境でのご使用にも長年使用され実績をご評価されています。

また、建設機械の盗難防止モジュールについても関心の深さを実感しました。それは、パンフレット単体での持ち帰りが頻度が高く他のパンフレットと比較し20％以上も多くもちかえって頂いた様です。昨今の世情の現れと考えさせられる現象でした。今後、当社のコア技術を応用しセキュリティ機器に搭載されるモジュール品の開発に力を注いで参ります。

最後になりましたが、弊社ブースにご来場頂きました多くの方々、誠に有難うございました。

今後ともよろしくお願いいたします。

産業交流展２０１２

こんにちは、嶋瀬です。
ジーデバイス社は、東京都主催の「産業交流展２０１２」に産業技術大学院大学が「ベンチャー技術経営研究会」のブースに当社の現状ご紹介を目的としたパネル展示をお願いすることになりました。

弊社は２００６年に「ベンチャー技術大賞特別賞」を受賞致しました。

今回のパネルには主に現在研究開発中であります“米粒より小さい振動センサ”のご紹介致します。また、展示ブースにはご紹介のセンサの見本（形状見本）もご用意し、センサの大きさをより実感して頂く予定です。（数量に限りがありますので、興味のある方はお早めに!! ）

[配布予定シート（名刺大）]

当展示は当日メインイベントとして開催されます「ベンチャー技術大賞２０１２」受賞会場脇に設けられる予定です。

是非、「産業交流展２０１２」にお越しの際は「ベンチャー技術経営研究会」のブースにもお立ち寄りください。

デザインイノベーション

「デザインイノベーションプロジェクトのレポート（１）」

ジーデバイス社は、2012年デザインイノベーションプロジェクトへの参加が決定しました。

デザインイノベーションプロジェクトでは、自社商品を開発したい中小企業とデザイン系大学が、互いの技術や発想をいかし、共同で新たな商品開発を行います。学生デザイナーのユニークな発想を活用し魅力ある自社商品を開発したり、斬新な商品企画で新たなマーケットに挑戦するという共同プロジェクトです。

※正式名称「産学連携デザインイノベーション事業」（東京都の事業）

・連携大学・学科：公立大学法人首都大学東京

・システムデザイン学科・相野谷威雄研究室

・参加学生：６名

・プロジェクト内容：ジーデバイスの傾斜センサ・振動センサを使用した「安全・安心」をテーマとした企画立案と製品コンセプトの作成

江戸・TOKYO 技とテクノの融合展２０１２

開催日：
２０１２年１０月１７日（水）　10：00～17：00

会場：
東京国際フォーラム　
展示ホール（小間番号：J-5）その他製造業関連エリア

展示製品：
１）チップタイプ無指向微振動センサ
２）移動検知モジュール

コンセプト：
電源のON/OFF自動化はお任せ下さい。

１）チップタイプ無指向微振動センサ（米粒より小さい振動センサ）
極小、ごく薄タイプで無指向の振動センサはアクティブタグの節電用途やスマホなどの携帯機器の節電に役立ちます。

２）移動検知モジュールは弊社のコア技術を活かしたセキュリティ強化製品です。加速度センサと違い弊社のアナログデバイスの応用により長期間の監視と外部応力の僅かな傾斜や振動を瞬時に捉え、盗難防止に大いに役立ちます。アプリケーションは自動車や建機の盗難防止やGPS機能を加える事で海外での活動状況に把握にも応用できます。

展示会URL：
http://www.cgc-tokyo.or.jp

展示会案内－センサエキスポジャパン２０１２

こんにちは、嶋瀬です。

センサエキスポジャパン２０１２に出展いたします。

開催日： 

２０１２年１０月１０日（水）～１２日（金）　10：00～17：00

会場：

東京ビッグサイト　西４ホール（小間番号：S-22）

展示製品 ：

１）チップタイプ無指向微振動センサ

２）移動検知モジュール

コンセプト：

電源のON/OFF自動化はお任せ下さい。

１）チップタイプ無指向微振動センサ（米粒より小さい振動センサ）極小、ごく薄タイプで無指向の振動センサはアクティブタグの節電用途やスマホなどの携帯機器節電に役立ちます。

２）移動検知モジュールは弊社のコア技術を活かしたセキュリティ強化製品です。加速度センサと違い弊社のアナログデバイスの応用により長期間の監視と外部応力の僅かな傾斜や振動を瞬時に捉え、盗難防止に大いに役立ちます。アプリケーションは自動車や建機の盗難防止やGPS機能を加える事で海外での活動状況に把握にも応用できます。

展示会URL      http://www.sensorexpojapan.com